#39転落のラブレター(女子便器青年の恋) 阿部譲二
新入社員の男が女子社員に恋してラブレターを送る。何度かの手紙のやり取りの中で、彼は、彼女のテニス着の裾から見えたヒップに魅せられたこと、彼女のロッカーに手紙を入れた時にそこにあった彼女のパンティを舐めたことなどを告白する。やがて彼女のアパートに呼ばれた彼は、彼女を含めた6人の女子社員の奴隷にされ、全員の便器にされてしまう。 |
嶋本貴美子様 拝啓、突然お手紙を差し上げる失礼をお許
し下さい。
私は、去る四月、大学卒新入社員として入社した梅田謙一郎、二十四歳です。
貴女とは五月の入社教育プログラムの間に何回もお会いしていますから、直ぐに思い出
して頂けると思います。 未だ三ケ月に満たない勤務ですが、学生時
代と違って毎日が新鮮で、活力と希望に満ちた毎日を送っています。
こうした張りのある生活を過せるのも、実は貴女のおかげなのです。
あの入社式の前に、貴女を含めた庶務課の女子社員達が、私達、新入社員の背広の胸に
真新しい社章を着けてくれた時のことを覚えていますか?
一列に並んだ私達の前に、白いブラウスとライトブルーの事務服に身を包んだ若い女性
達が、社章を入れた桐の小箱を手に、近付いて来ます。
その中で、一きわ色が白く、夢見るような黒い大きな瞳の持主である貴女が、微笑みな
がら歩いて来るのが私の目に入りました。 私はハッと息を飲み、心臓が瞬間、動きを
止めたように感じたのです。 我に返ると今度は、熱い期待でドキドキと
鼓動が高まります。 そしてそれは、輝くばかりの貴女が私の前
に立ち止まって、私の上着の襟に白い手を差しのべた時に、最高潮に達しました。
「入社、お目出度うございます」 貴女の柔かい声音と共に、馨しい吐息が私
の顔を包み、私は幸せで一杯でした。 その瞬間から、私は、貴女に文字通り魅せ
られてしまったのです。 それからというものは、教育訓練の期間中
はもちろん、先月、庶務課の隣りの企画課に配属されてからも、絶えず貴女の姿を探し求
め、目で追い続けるようになったのです。 運動がからきし苦手な私が、会社のテニス
部に入ったのも、貴女の姿を構内のコートで見掛けたからです。
先週の水曜日に定時後のトレーニングで、幸運にも、貴女にロブを上げて貰って、苦手
なスマッシュの練習をした時のことも忘れられません。
白いテニスウエアーに身を包んだ貴女は、しなやかな動きで球を追い、爽かな笑顔で私
を魅了しました。 そして、中休みの時、偶然、タオルを拾う
ために身をかがめた貴女の背後に居た私は、貴女のミニスカートからこぼれた、形の良い
量感に溢れたヒップに、思わず頭がクラクラとするほどの興奮を覚えたのです。
こんな失礼なことを敢えて書いたのも、私が男として、貴女の健康な性的魅力を賛美し
ているからにほかありません。 こんなにも貴女に憧れている私ですが、い
ざ貴女にデートを申し込もうという段になると、とてもその勇気が出ません。
貴女の澄んだ瞳で見つめられると、まるで舌が痺れて言葉が出ないのです。
いや、それ以上に、何と言っても断わられた時のショックが恐くてたまりません。
お願いです。どうか、こんな私の心を汲んで、デートに付合って頂けませんか?
期待と不安にふるえながら、お返事をお待ちしています。
敬具
梅田謙一郎様 拝復、おたより拝見いたしました。
誤解されると困りますので、はっきり言わせて頂きます。
正直なところ、お手紙の中で貴方のお名前を見た時、それがどなたであるかピンときま
せんでした。 大学卒の方達が訓練プログラムを受けてを
られるのは承知しておりましたが、貴方のお名前は記憶に無く、テニス部でのことも覚え
てをりません。 ただ先月お隣りの企画課に配属された方と
知って、ようやくあゝ、あれが梅田さん≠ニい到った次第です。
本当のところ、貴方は私の好みのタイプではありませんし、とても、今直ぐデートのお
申し込みをお受けする気になれません。 貴方は、テニス着の裾から、私のヒップを
覗いてクラクラなさったそうですが、貴方って、何ていやらしい方なんでしょう。
第一、もっと魅力的なヒップの女性は、社内にも沢山いらっしゃいますわ。
例えば、貴方と同じ企画課の山田ひとみさんなんかいかがですの?
彼女なら私と同期入社で親しい仲ですから紹介して差し上げましてよ。
ひとみさんのヒップサイズは確か百センチを超えていた筈。エッチな貴方にピッタリだ
と思いますわ。 かしこ
嶋本貴美子様
お便り受取りました。 震える手で広げた花模様のレターペーパー
の中で、貴女の残酷な文章を読み取って行くうちに、私の心は、ズタズタに切り裂かれて
しまいました。 それにしても、最初の手紙の中に、貴女の
ヒップのことなんか書いたりして、私は何と馬鹿だったのでしょう。
悔んでも悔みきれぬ思いで一杯です。 貴女の激しい怒りが、文面からフツフツと
湧き立って来るような気がしました。 こゝに、深く深く、お詫び申し上げます。
何卒、お許し下さい。 私のことを覚えていて頂けなかったのも、
ショックでしたが、それ以上に私のことを、エッチな奴と誤解されてしまったのが、残念
でたまりません。 第一、山田ひとみなんか、貴方と較べもの
になりません。顔はマアマアとしても、ばかでかいヒップの、無格好な脂肪太りの女に過
ぎないじゃありませんか。 私の憧れているのは、貴女だけなんです。
どうか、今回は私の失敗を見過して頂き、私に名誉回復のチャンスをお与え下さい。
そして、このところ、私が毎晩のように夢見ている、貴女とのデートを叶えて頂ければ
これに勝る幸せはありません。 お便りをお待ちしています。
敬具
梅田謙一郎様
拝復、貴方のお詫びの手紙拝見しました。
でも、貴方って勝手な方ね。私が許すものと決めこんでいるんですもの。
でも、山田ひとみさんのこと、ばかでかいヒップの無格好な脂肪太りだなんて、彼女が
聞いたらカンカンになるわよ。 それはそうと、あれ以来、隣りの課に居る
貴方の視線が私の身体、それもヒップに絡み付いているように思えて、何だかお尻がムズ
かゆくなります。 ともかく、ヒップの話はこれで打切りにし
ましょう。 改めてデートのお申し込みですけど、私の
気持としては、全くネガティブですの。 遠慮無く言わせて頂ければ、私はスポーツ
マンタイプの、ガッシリとした男性を理想としています。
貴方のようなどこか弱々しい、もやしのような男は嫌い!
こゝまで私に言わせたんですから、男らしく諦めて下さると思います。
これまでのことは一切無かったことにして単なる職場の同僚として接して下さい。
かしこ
嶋本貴美子様
先週のお手紙、有難うございました。 私の失言をお許し頂けたと、とって良いの
でしょうか? それにしても、私のことをもやしのよう
な男≠ニはひどい! デートが叶わぬだけでなく、貴女に嫌われ
ているとは、二重のショックです。 実は、お手紙を読んでから、男らしくキッ
パリと諦めようと心に決めたのですが、ダメなんです。
毎晩のように、貴女のことを夢に見る日が続き、昼間は、隣りの課で活々と働く貴女の
挙動、それも、文字通り一鬢一笑が気に掛かるようになってしまいました。
貴女が沈んでいると私も暗い気分になり、貴女が笑っているのを見ると私の気分も晴れ
るのです。 これが昔で言う、草津の湯でも治らぬ恋わ
ずらいなのでしょうか? 実は私は、学生時代に私立の男子校で学ん
だため、女性の友達と交際したことが無く、デートの経験も有りません。
セックスの面でも無知で、貴女のあらぬ姿を想像しては、自慰に耽る毎晩です。
決して恋人になってくれとは申しませんから、こんな私を哀れと思って、一度だけでも
デートをお願い出来ないでしょうか? なんとか貴女のお情けにすがりたく、お返
事を首を長くしてお待ちしております。 敬具
梅田謙一郎様
更衣室の私のロッカーに入れてあった貴方のお手紙拝見しました。
それにしても、しつこい方ね。 いくら廊下で私に渡そうとした手紙を押し
返されたからといって、女子更衣室に侵入して私のロッカーを開けるなんて、大胆過ぎま
すわ。 今度からは、ロッカーには鍵を掛けますか
ら、もし何かあったら、私の事務机の下の段の引出しに入れて下さい。……と言っても、
貴方とこれ以上文通を続ける積りはありませんから、あくまで必要に迫られた時のことで
す。 それと、ひとつ質問があります。
貴方のお手紙の下に、私が奥の方に突っ込んでおいた筈のパンティがありました。
あの日、私は生理前で澱物が多く、夕方、デートに行く前にトイレで穿き換えたもので
汚れが激しかったことも良く覚えています。 それが、裏返しにされていたばかりか、股
の部分がジットリ濡れ、そこの部分の汚れがすっかり薄らいでいるのです。
どう見ても、貴方のやったこととしか思えません。
もしそうなら、私、我慢出来ないわ!それが事実なら、そんな貴方を、うんと罰し
てやりたい気持になりかけています。 第一、私のあらぬ姿を思い浮かべて自慰に
耽るなんて、失礼極まりないわ。 でも、今迄、女友達も無くデートの経験も
無いなんて、今時珍らしい方ね。 実は、お手紙を読んだ時は、貴方にお情け
を掛けて上げてもいゝと思ったの。 でも、その後、パンティの件を発見した時
は、胸が悪くなって、貴方の顔に唾を吐き掛けてやりたくなったわ。
貴方の正直な告白を待っています。 かしこ
嶋本貴美子様
私に告白を要求された先日のお便り拝見しました。
廊下の隅でお手紙を渡された時の、貴女の恐い顔を思い出します。
でも、恋する私にとっては、そんな時の貴女の顔にすら抗し難い魅力を感じるのです。
正直に申します。 実は貴女のご想像通り、貴女のパンティに
触れたのは私です。 あの日の夜、手紙を入れるために私が震え
る手で貴女のロッカーを開けた途端、強い臭いが鼻を突きました。
それが、奥の方に押し込まれていた貴女のパンティからだとわかった時、私は夢中でそ
れを顔に押し当てていたのです。 臭いを嗅ぐだけではもの足らず、裏返しに
して汚れた部分を口の中に入れました。 アーッ、これが、あのテニス着の下から覗
いた貴女の豊満なヒップの割れ目の味か……そう思うと、私は、我を忘れてその部分を舐
め、吸っていました。 その味は私の舌に、そして脳裏に深く刻み
込まれ、今でも鮮かに思い出されます。 その場で私がズボンを汚したのは言うまで
もありませんし、その後、あの味を思い浮べながら、自慰に耽っています。
こう正直に告白すると、貴女の怒りがますます大きくなることは想像がつきます。
こうなった以上、改めてデートをお願いしても無理と思います。
しかし、私の募る思いは深くなる一方で、これを癒すには、貴女のお情けにすがるしか
ないのです。 貴女の怒りを買った以上、通常のデートは
望めないとしても、何とか二人だけの時間を持ちたい。……その時、貴女にうんと軽蔑さ
れ、思い切り罰せられてもいゝ。 今、私はそんな気持になっています。
貴女のお沙汰をお待ちしています。 敬具
梅田謙一郎様
貴方の告白文を読みました。 あきれたものね!
私の汚れたパンティを舐めたり吸ったりしている貴方の姿を思い浮べると、吐気がする
わ。 今、私の気持は、貴方に対する激しい怒り
と軽蔑で一杯です。 貴方みたいな最低の男に、今後もつきまと
われるのかと思うとゾーッとします。 貴方の手紙に、私に軽蔑され罰せられても
いゝから会って欲しいと書いてあったわね。 いゝわ、会って上げる。
でも、それは、貴方に罰を与えるためよ。そして、二度とあんなことをしないように、
思いっ切り懲らしめて上げる。 それでもよかったら、明日の金曜日、会社
が終った後、私のアパートにいらっしゃい。 そうね、時間は夜の七時半頃がいゝわ。
私、ひとりで自炊してるから、それまでに食事を終えておくわ。
貴方には、私の食べ残しを上げる。 フフフ、それが、貴方に一番ふさわしい御
馳走よ。 アッ、それからひとつ条件があるの。
明日の晩、私のアパートで過した後、その場で貴方に体験記を書いてもらうわ。
私達の会話は、すべてテープに録音しておきますから、参考にして下さい。
貴方が、生れて初めての女性との会う瀬をどんな気持で過したか、どんな取り扱いを受
けてどのように感じたかを正直に書くのよ。 この前の告白文からみて、貴方には経験し
た事実を、自分の感じたまゝ素直に書き綴る能力があることは認めて上げる。
それから、もし貴方が気持を変えて、私のアパートに現れなかった時には、貴方が女子
更衣室に侵入して、私のロッカーの中身にどんなことをしたか、貴方の上司の企画課長さ
んにお話しする積りよ。 こちらには、貴方の手紙という証拠がある
んですもの。ウフフ……何なら、あの手紙を会社の掲示板に貼り出して上げましょうか?
じゃあ、明日、待ってるわよ。 かしこ
嶋本貴美子様
あの時の体験記を同封します。 貴女の御命令に従って、あの場で書いた文
を、同じ晩に録音テープを聞きながら、もう一度詳しく見直して、清書したものです。
貴女の指示通り、敬称を略し、小説風の文体にしてあるます。
……………………… 私が嶋本貴美子のアバートに着いたのは、
指定された七時半丁度でした。 待っていたとみえ、玄関のチャイムの音が
未だ鳴り止まぬうちにドアが開き、中から貴美子が姿を見せました。
「お入り。……初めに言っておくけど、今日は私のことは貴美子様≠ニ呼ぶこと。そし
て私に対しては敬語を使うのよ。私は、貴方のことをお前≠ニ呼び捨てにするわ。……
その方が、お前を軽蔑している私と、私に恋いこがれているお前の間では、きっとふさわ
しいと思うの」 貴美子は冷たい顔付で、私にいきなり先制
パンチを浴びせました。 会社で大学卒の新入社員といえば、将来の
幹部として女子社員からチヤホヤされるのに慣れ切っています。
それが、彼女にいきなりお前′トばわりされたのですから、さすがにグッと口惜しさ
がこみ上げました。 でも今日は、私は彼女から罰を受ける立場
です。 我慢して嵐の過ぎるのを待てば、その後は
一転して、日の当る位置に立場を回復出来るかも知れません。
少くとも、彼女が怒りの吐け口を見付け、ストレスを解消しさえすれば、私にも大いに
チャンスがある筈でした。 ただひとつ気懸りだったのは、貴美子があ
の手紙の中で、私の手紙を会社の掲示板に貼り出すなどと、脅迫めいた言を弄していたこ
とです。 もちろんそんなことをされては大変です。
私が、罰を受けるのを承知で彼女のアパートへ出向いたのは、鞭の後の飴≠期待し
たこともありますが、この機会に私の手紙を取り戻して、禍根を絶っておきたいと考えた
からに外ありません。 でも、その考えが甘かったことは、その後
でイヤと言うほど思い知らされたのです。「お前は、これから罰を受けるのよ。先ず、
着てるものを脱いでパンツひとつになりなさい。……それから、その床に俯伏せに寝て、
両手を背中に回しなさい!」 貴美子の言葉の調子には、有無を言わせぬ
厳しいものがあります。 幾分不安の念を抱きながら、リビングルー
ムの絨緞の上に腹這いになった私は、突然、背中に彼女の体重を受けました。
女の柔かい尻の肉を背中に感じ取って、私は胸が高鳴ります。
しかし、彼女はいきなり、私の両手首を掴んで麻紐で縛ってしまいました。
続いて、両足首に紐が掛けられ、私は完全に自由を失ったのです。
「もう良いわ。みんな出てらっしゃい!」 貴美子の声に、急に奥の方からザワザワと
人の気配が起ります。 私は、文字通り仰天しました。
今の今まで、このアパートには彼女と私の二人だけだと信じ切っていたのですから無理
もありません。 スライドドアの開く音と共に、バタバタと
数名の足音が部屋の中に闖入して来ます。 私は、身をくねらし、やっとのことで身体
を起しました。 そこで初めて、貴美子を含め六人の女性に
取り囲まれている自分を発見したのです。 女性達は、皆、私とは顔馴染みの会社の女
子社員達です。 そして、私と同じ企画課の山田ひとみまで
居るではありませんか。 それは、貴美子を中心とした同期の仲良し
グループの面々だったのです。「フフフ、驚いた? お前に罰を与えるのは
私だけじゃなくて、ここに居るグループ全員なのよ。……もちろん、お前の手紙は皆に見
せたわ。だから、お前の恥知らずな行為は、周知の事実になってるのよ」
何と言うことでしょう。 私達二人だけの秘密である筈の私のラブレ
ターを、貴美子はグループの全員に公開していたのです。
しかし、私には貴美子に見破られた、あの破廉恥な行為の負い目があります。
しかも、それを自ら告白した手紙を彼女に送るという、不用意なことまでしてしまった
のです。 それを逆手に取られては、もう彼女に逆ら
うことは出来ません。 私は、手足を縛られた不自由な姿で、絨緞
の上に正座したまゝ、観念して黙ってうなだれました。
「ウフッ、どうやら諦めたようね。……それじゃあ、こゝで、もう一度事実を確認するた
めに皆の前で、お前にあの告白文を読み上げて貰うわ。……その後で、皆の質問に答える
のよ」 それは、私に取って、残酷な命令でした。
皆に知られているとは言うものゝ、自分の恥ずかしい行為を、自分の口から言葉に出し
て改めて言わされるのです。 私が、真赤な顔で、目の前に突き付けらた
自分の手紙を、どもりどもり読み上げると、周囲から一斉にクスクス笑いが起りました。
「まあー、あきれた男ね」「ほんとに恥知らずだわ」
「まるで、サカリのついた犬みたい!」「変態じゃないの?」
読み終ると、女達の中から口々に嘲けりの言葉が飛び交います。
「ネ、ネエ、その時の臭いと味を、もっと詳しく説明して頂戴」
「そうだわ。トイレの臭いとどう違うの?」「味は、辛かった?……しゃぶってゝ、おい
しいと思った?」 女達は、一転して、今度は私を言葉で嬲り
始めました。「……わ、わすれました」 さすがに、恥かしさに声が震えます。
「忘れる筈ないでしょう。……ソラ、手紙の中に、……味を脳裏に刻みこんだと書いてあ
るじゃないの!」「………………」
無言で俯く私。「アラ、忘れたのなら簡単よ。……思い出さ
せて上げる!」 頭の上で、突然、貴美子の声がしました。
目の前で彼女のスカートが翻えり、同時に誰かが私の髪を掴んで顔を上向かせます。
そして、貴美子が、今脱いだばかりのパンティを裏返して、私の鼻の上に押しつけまし
た。 ムーッと生臭い匂いが鼻孔を満たします。
「ホラホラ、この臭いよ。……思い出した?……次は舌で味わって! そう、忘れる筈が
ないでしょう、この味を! フフフ」 貴美子は、指で私の口に汚れた部分を押込
みながら、面白そうにからかいました「アラー、見て見て! 舐めてるわよ」
「キャーッ、汚いわぁ」「本当! フ、ケ、ツ、だわー」
周囲から女達の嬌声が湧き上がりました。「さ、思い出したところで、お前の感想を正
直に言ってごらん」 貴美子はなおも意地悪く追求します。
「く、くやしぃー」 それは、歯噛みする思いで耐えていた私の
口から零れた本音でした。「オーオー、口惜しいの?……皆の前で生恥
を晒して、さーぞ口惜しかろう!」 貴美子が節を付けて唄うように口ずさむ。
思わず、女達も失笑を洩らしました。「感想……なんか、あるもんか!」
私は、精一杯の反抗を試みました。 しかし、結果的には、それが仇となったよ
うです。 その瞬間、貴美子の瞳の中に、チラッと怒
りの炎が揺らぎました。「そーぉ、それで済むと思ってるのね!」
貴美子は、傍らの山田ひとみの方を向き直ります。
「ひとみ、貴女の出番よ。……さっきの貴女のプラン……私は、幾ら何でも、そこまでは
と思ったけど……やってみる?」「もちろんよ。……あとは委せといて!」
山田ひとみは、立ち上がると私の正面に来て、後手に縛られたまゝ正座している私を見
下ろしました。「貴美子への手紙、見せてもらったわ。……
私が、ばかでかいヒップの、不恰好な脂肪太りの女ですって?……覚えてらっしゃい!…
…思い知らせて上げるからね」 ひとみは、脇に手を当てると、威圧するよ
うに腰を揺すりました。 白いプリーツのショートスカートが揺れ、
逞しい太股がチラリと覗きます。 彼女は、いきなり足を上げると私の額に足
裏を当てグイと押しました。 たまらず、後に仰向けにひっくり返った私
の胸の上に、ひとみがドンと跨がります。 背中の下になった縛られた両手が、彼女の
体重を受けて鈍く痛みました。 ひとみは、スカートをたくし上げて両腿で
私の顔を挟み込み、ニーッと歯を見せて笑います。
「ばかでかい私のヒップの威力を、見せて上げるわ!」
彼女は膝立ちになると、私の顔の上にパンティを押し下げました。
白い柔かい布地が鼻と目を覆い、先ほどの貴美子の場合とは又少し違った女の臭いが私
の臭覚を刺激します。 ひとみは膝立ちのまゝ前ににじり出て、
私の目の前に女のクレバスが露出した途端、それが顔面に落下して来ました。
生臭い柔肉が、グチャッと私の目と鼻を圧し、縮れた毛が額をくすぐります。
口も尻割れに蓋されて、息を吸う隙間が全く閉ざされてしまいました。
「どおお?……私の大きなお尻に顔を敷かれた感想は!」
勝ち誇ったひとみの声が、耳を覆うスカートを通して響きます。
途端に、激しい屈辱感がグッと胸にこみ上げて来ました。
しかし、募る呼吸の苦しさはたとえようもありません。
私は、彼女の尻の下で、顔を横に向けようと必死でもがきました。
ひとみは、頃合を見て尻をひねり、私の口のあたりに小さな隙間を作ります。
懸命に口を大きく開けて、音を立てゝ空気を吸い込むと又、その隙間が閉ざされます。
何回か、この尻責めが繰返され、私は彼女の思いのまゝに嬲られました。
「フフフ、苦しいか?……でも、これは未だ序の口よ。……私のことを、あんなにひどく
書いた罰は、こんなもんじゃ済まないわ」 そして、何度めかの呼吸に私が口を開けた
時、彼女は尻丘の重味をグッと私の顎に掛けました。
その分、呼吸は楽になりましたが、私は顎を押し下げられたまゝで、口を閉じることが
出来ません。 そのまゝの状態で、今度は彼女の体重が私
の口に掛けられました。 クレバスの秘肉を口に頬張った形で、身動
きひとつ出来ない私の耳に、ひとみの声。「じゃあ、行くわよ。クックックッ」
同時に、ポタポタと落ちて来た滴が私の舌を叩きました。
それは、次第に勢いを増して私の口中に溢れます。
咽喉を塞がれては呼吸が出来ません。 私は、ゴクリゴクリと音を立てゝその液体
を飲み込みました。「キャーッ、飲んでるぅ」「いやだ、きたなーい」
周囲が騒然とし、私は初めて、ひとみの小水を飲まされていることに気付きました。
まるで、全身の血が逆流するような屈辱感と激しいショックで、目が眩みます。
しかし、私の口をしっかりと蓋した女のクレバスからは、後から後からと汚水が注ぎ込
まれました。 苦しさには勝てず、私は情けなさに涙を零
しながら、ひとみの小水を次々と飲み干していました。
「終ったわ。……さ、あとを舌で奇麗にするのよ!」
彼女の尻が、促すように私の顔の上でブルンと揺れます。
屈辱に頭の芯まで痺れた私は、言われるままに女のクレバスに舌を這わせました。
残った滴を吸うと、チューッと音がして、周囲から笑い声が起ります。
「口がトイレで、舌がトイレットペーパーになるのね。……梅田くんも、到々そこまで落
ちたのかぁ」 誰かが、ふざけた調子で慨嘆してみせると
再び笑いの小波が広がりました。「ネ、ネッ、どんな顔してるか見たいわ」
「そう、こんな目に会って、私達の顔がまともに見れるかしら?」
皆の声に応えるように、山田ひとみは私の顔からゆっくりと腰を上げました。
女達が一斉に私の顔を覗き込みます。 私は、恥ずかしさに耐えられず、思わず目
を閉じました。「コラッ、目を開けるのよ!」
誰かが、子供でも叱るような調子で命令すると、すっかり気弱になった私は、恐る恐る
目を見開きました。 途端に、パッとフラッシュが光ります。
「フフッ、記念写真よ。……さっき、ひとみのお尻に顔を敷かれた所も撮ってあるわ。…
…もっともビデオじゃないから、咽喉をゴクゴク鳴らしてひとみのオシッコを飲んでる所
は、一寸わかり難いけどね」 カメラを持った女に、こうして自分の汚辱
に満ちた行為を描写されると、麻痺しかけていた屈辱感が新たに噴き出しました。
ツーッと私の目尻に涙が零れます。「アラアラ、泣いてるわよ。……さすがに恥
を知ってるのね」「私、女に辱められてメソメソ泣くような男
って、大嫌い!」「だって、まさか舌を噛み切って自殺するわ
けにも行かないでしょう」「その位の意地があったら、女にオシッコ飲
まされる筈がないわよ」 女達は、口々に勝手な意見を交します。
「でもね、この人、貴美子が死ぬほど好きなんでしょう。……その大好きな恋人の前で、
外の女に辱められたんだから、辛さもひとしおだった筈よ」
「そうね。でも、貴美子に飲まされるのだったら、この男も未だ諦めがついたかもよ」
「あら、そうかしら。……オシッコはオシッコ、誰に飲まされても汚ないのに変りないし
第一、恋人に飲まされる方がショックが大きい筈よ」
「ねえ、こいつに聞いてみようよ。……ホラお前、聞いてたでしょう。……貴美子のだっ
たら我慢出来て?」 彼女等の会話に耳を済ませていた私は、顔
を赤らめながら頷きました。「ホラー、やっぱりそうだ!……ソラ、恋人
とキッスする時、相手の唾が気にならないのと一緒よ」
「貴美子、聞いた? こんなに貴女のことを想ってるのよ。……少しは情けを掛けてやっ
たら?」 床に横たわったまゝの私の横で、ソファー
に身を沈めていた貴美子が、それに応えるように、組んでいた足をほどくとスッと立ち上
がりました。 私の頭の横に立つと、スリッパの先を私の
顎に掛け、自分の方へ顔を向かせます。 下から見上げる私の目に、彼女の豊な胸の
隆起が映り、その間から、キラキラ光る大きな瞳が見下ろしていました。
「お前、ひとみのより私のを飲みたかったって本当?……嘘じゃないわね」
私は、咽喉にからんだ声でハイ≠ニ答えたのです。
「フフフ、そうだったの。……でも、お前の口と舌は、ひとみに穢されてしまったのよ。
そう、女が処女を奪われたのに似てるわね。……でも、女性が好きな人に純潔を捧げたい
と思うように、お前も私に穢されたかったって訳ね。ウフッ、面白いわね」
貴美子の声の調子には、自分の前にひれ伏した恋の奴隷に対する驕慢さと、穢された男
に対する軽蔑の響きが込められています。「いゝわ、お前にお情けを掛けて上げる。…
…私のが最初でなくって残念だろうけど、どうせ胃の中で混れば同じことよ。……さあ、
よく味わうのよ!」 貴美子のスカートの裾が、ふわりと顔を包
み、先ほどパンティを脱いだまゝの裸の股間が、私の顔に当てられました。
今度は従順に開いた私の口唇を尻でまさぐり、そこに局所を当てがった貴美子は、躊躇
なく汚水を注入します。 ひとみのに較べて、やゝ味が濃いのは、や
はり生理が近いせいでしょうか。 私は、咽喉を鳴らして、一滴も零さぬよう
に懸命に飲み干しました。 ひとみの時と同様に、舌で後始末をさせら
れた後も、どうしたことか彼女は私の顔に尻を据えたまゝです。
「私、今日は少しお腹の調子が良くないの。お前があんまり一生懸命舐めるから、何だか
ガスが出そう。……いゝこと。ひとみは口と舌、私はお前の鼻を最初に穢してやるわ。…
…光栄に思いなさい! クックックッ」 貴美子は、アヌスを私の鼻孔にびったり当
てがうと、軽くいきみました。 薔薇の粘膜が私の鼻の上でジットリ湿った
内壁を露出し、あの独特の臭みを私に満喫させます。これは、私にとっても全く不意打の
出来事でした。 もともと、私はこゝで罰を受ける覚悟はし
ていましたが、それは貴美子と二人だけで、彼女から言葉でなじられ、せいぜい平手打を
受ける位に考えていたのです。 しかも、その後で代償として彼女の許しを
得る……そして彼女との甘い和解……そうした段取さえ夢見ていました。
それが、思いも掛けず山田ひとみの辱めを受ける羽目になり、やけになった私は、同じ
辱めなら、むしろ貴美子から受けたかったと思うようになったのです。
つまり、最初に山田ひとみからではなく、貴美子から同様の行為を強制されていたら、
きっと今のようにすんなり彼女の汚水を受け入れてはいなかったと思います。
でも、これ以上、新たな辱めを貴美子から受けようとは!
私は、身体の自由を奪われて、女に好きなように嬲られる身の情けなさを、痛いように
感じていました。 やがて、私の顔のハナ≠フ上で、女の尻
のハナの蕾≠ェはじけました。 かなりの量のガスが、鼻孔にもろに注入さ
れたのです。 私は、電気ショックに掛かったように全身
が震え、背をのけ反らせました。 ワーッと女達の囃す声が耳に入り、私は、
身も世もあらぬ恥ずかしさに、文字通り身もだえしたのです。
しかも、それは一度だけでは終りませんでした。……二度、いや三度にわたって、それ
が繰り返されました。 その度に、まるで海老のように背をくねら
せる私の顔は、貴美子の尻でしっかり抑え込まれていました。
たっぷり余香まで嗅がされ、ようやく解放された時には、私の貴美子に対する態度は、
卑屈極まりないものになっていました。 それも無理ありません。
小水をたっぷり飲まされた上に、ガスまで嗅がされ、完膚無きまで征服されたのです。
貴美子の態度は、当然のことながら、相対的にますます横柄さを加え、驕慢なムードが
横溢しています。「お前、どうだった?……ソラ、顔を見せて
ごらん。……フーン、涙が出てるね。……そんなに感激したのかい。フフフ」
今度は、貴美子の座ったソファーの前の床に、つんのめるように平伏させられた私の顔
を彼女の素足がもてあそびます。「お前、これで罰が終ったと思ったら大違い
だよ。……まわし≠チて言葉を知ってるだろう。ソラ、やくざが集団で女を強姦する時
に、全員が次々と順番に女を犯して行く……あのやり方さ。……お前も、ここで、私達に
まわし≠かけられるんだよ。……何さ、ポカンとして。鈍いわねぇ。……ひとみの次
が私、その後は、まだ四人も残っているんだよ。クックックッ」
それは、私にとって晴天の霹靂でした。 ひとみと貴美子から与えられた辱めが、あ
と四回も繰り返されるとは!「ホラ、今度はお前から、お願いして回るん
だよ。……どうか、オシッコを飲ませて下さいってね。……ソラ、お行き!」
貴美子の足が、ポンと私の頭を蹴ります。 私は正座のまゝ膝をにじらせながら、不自
由な身体を、外の女達の前に運びました。 集団心理とでも言うのでしょうか。
今迄、控え目に観客側に回っていた女達が私への軽蔑を露わにして、私をいたぶりにか
かるのです。 恥ずかしい願いを何回も繰り返させたり、
いざ私の顔に跨がってからも、仲々出ないのを私のせいにして、尻責めにしたりします。
やっと、出たあとも、舐め清め方が悪いと難癖をつけられ、果ては、顔に唾を掛けられ
る始末です。 何れも今日の昼までは、職場で顔を合わせ
て対等に軽口を交わしていた女子社員達に、打って変った態度で見下げられ、君臨される
口惜しさは、例えようがありません。 深い深い汚辱の谷間に転落した我が身を、
今更ながら情けなく意識するのでした。 幸い、後の四人の汚水の量は、さしたるこ
ともなく、何とか胃の腑に収めることが出来ました。
しかし、ひとみと貴美子を含めて、六人六様の味と臭みの違いには驚きました。
ひとり生理中の女がいて、局部に付着した生臭い糊まで舐め清めさせられた時には、さ
すがに暫くの間、無念さに嗚咽が止まりませんでした。
そんな私を見て笑い転げる女達に、私は底知れない女の残酷さをかい間見たのです。
でも、全員へのまわし≠ェ終ってからの貴美子の宣言……と言うより私への判決は、
私を、気の狂うような絶望の淵に追いやったのです。
「いゝこと。……今日から、お前は私達全員のトイレ兼トイレットペーパーになるのよ。
と言うことは、職場でも私達のトイレの御用を一手に引受けるの。……企画課と庶務課の
間にあるお茶飲み場の横に、鍵の掛かる物置があるのを知ってるでしょう。そう、普段は
掃除道具を入れてある二畳ほどの部屋よ。……あそこを私達グループのトイレにするわ。
もちろん、お前が便器の役を勤めるの。鍵は私が保管しているけど、早速合鍵を作って皆
に渡すわ。……第一、お茶飲み場が私達専用のようなものだから、その奥の物置に来る人
は絶対無いの。だから、安心してお前の口をトイレに使えるってわけ」
こゝまで一気に喋った貴美子は、顔に笑みさえ浮べています。
「ウワーッ、梅田君、お目出度う。……とうとう私達の専用便器に転落するのね」
「さっきの飲みっぷりなら大丈夫。……ほらビールの一気飲みの要領よ」
「でも、可哀そうね。……年若くして、女の小便壷と化す、君の心中やいかに?」
山田ひとみが、おどけた調子で節を付けると、一座に爆笑の渦が起りました。
「さあ、明日と明後日の休みはオリエンテーション期間よ。みんなは一緒にグループ旅行
に行ったことになってる筈だから、こゝに泊まり込んで、こいつを完全な婦人用便器に仕
込みましょう。……もちろん、今晩は、ひとみのプラン通り、こいつの舌を私達のオナペ
ットに使うつもりよ」 その晩、私は自由を奪われた身体のまゝ、
居間の絨緞の上に雑魚寝する女達の股間に頭を挟まれ、次々と、彼女等のセックスに舌奉
仕を命じられました。 痺れた舌をいたわりながら、ようやく彼女
等の足元でまどろみましたが、深夜、頭を蹴られて目覚めた私の顔に、女の股間が押し付
けられます。 こうして、三回に亘って、否応無しに女の
夜尿を飲まされ、心の底から便器の悲哀を味わいました。
朝になると大変です。 次々と、女達が、先を争うようにして私の
口に跨がります。 夜尿を済ませた三人は小量ですが、あとの
三人は量も多く、私は懸命に膨れた胃に汚水を押し込む努力をしました。
洋式のダイニングルームで朝食の卓を囲む女達の足元で、臭いゲップを出しながら、与
えられた皿に口を寄せます。 そこには、女達が一旦口に入れて吐き出し
た、唾混りの残飯が盛られていました。 こうして、翌日曜日の夜、やっと釈放され
るまで、私は完膚無きまで女達に嬲られ、虐いたげられ、男としての誇り……いや、人間
としての人格さえ失ってしまったのです。 ………………………
こうして、命じられた体験記を書きながらも、あの時の腹をえぐるような無念さ、目の
奥がキリキリと痛くなるような情けなさが、鮮かに蘇えって来ます。
明日の月曜日から、彼女等に職場で本格的に便器として使われるのかと思うと、目の前
が真っ暗になるのです。 貴美子様、どうか、一刻も早くこんな地獄
から私を解放して下さい。……お願いです! 敬具
梅田謙一郎 こと 婦人用人間便器へ
お前が体験記を書いた、あの記念すべき週末から、早いもので、もう二ケ月近くにもな
るわね。 その間に、お前はすっかり変ったわ。
私達の前では、何時もオドオドしてるし、私の便器を勤めている時のお前の目といった
ら、精薄みたいにトロンとしてるわ。 でも、便器としては完璧になったわよ。
激しく出しても、一滴もこぼさずに飲むし後の舐めっぷりも丁寧で言うこと無いわ。
でも、生理の澱物を飲ませた時は、いかにも飲み難そうだったし、涙をポロポロ流して
たわね。……フフフ、よっぽど口惜しかったのね。
あれから、週末は必らず私のアパートに呼んで訓練したから、オナペット……いえ、舌
奴隷としての技量も上達したわよ。 ところで、お前、昨日、山田ひとみに、大
のあとを舐め清めさせられたそうね。 私に初めて鼻を穢された時のように、身体
を震わせていたって、ひとみが面白そうに喋ってたわ。
でもね、そんな時には、真っ先に私に報告するのよ。
もちろん、同時に、私にも同じことをして下さいって、お願いするの。
それが、お前を地獄に落した恋人に対する礼儀って言うものよ。
報告を怠った罰は明日の金曜日の夜、私のアパートで与えるから、何時もの時間に来る
こと。 どんな罰か心配? フフフ、教えて上げてもいゝわ。
どうせ、お前は私の手から逃げられないんですものね。
明日の晩はね、私の恋人がセックスをしに私のアパートに来るの。
お前も知ってる経理課の清水さん、私の好きなスポーツマンタイプの人よ。
確か、お前と同期入社だったわね。 同じ時に入社しても、一方は私の恋人だし
一方のお前は私の便器。随分、身分に差が付いたわね。
その清水さんに、お前のことを話したの。彼、とっても驚いてたわ。
でも、私が、お前を私達のセックスの道具に使ったらって言ったら、彼は賛成したわ。
私達のセックスは、実は少しマンネリ気味なの。それに彼は、フェラチオを望むの。
私、そんなことするのは嫌だって断わったら、誰か代理にさせるのはどうかって言うの
よ。……フフフ。 そう、お前がその代理になるの。
お前の恋する私の前で、同期の男にフェラチオさせられるなんて、全くみじめね。
でもお前なら、お似合よ。 どうせ、便器に落ちた身ですもんね。
もちろん、それだけじゃなくって、私達のセックスの間中、私達の身体の下に敷かれて
男と女の結合部を舐め続けるのよ。 そして、終ったら、お汁を全部吸って清め
るの。……どおお? そんなことさせられて口惜しい?
アッ、それから、勘違いしないで。 お前への罰は、また別にあるのよ。
それは土曜日の朝判るわ。 どんなことかって?
フフフ、知りたければ言って上げる。 それはね、お前に私の小水だけじゃなくっ
て、大の方も口にさせるの。 お前、既に山田ひとみに味見させられたん
でしょう? お前の口を液体排泄物で穢したのは、ひと
みが先だったけど、固体排泄物で穢すのは私が先よ。
それも、お前の同期の清水さんの前でね。 きっと、お前は私のお尻の下で、またポロ
ポロ涙を流し、身体を震わせて口惜しがるでしょうね。
いゝ気味だわ。 それからね、私と清水さんとのセックスは
毎週一回にしたの。もちろん、お前をその度ごとに使ってやるわ。
お前、手紙の中で、地獄から救って欲しいと書いてたわね。
お断わりよ。お前は一生地獄にいなさい。 それどころか、お前は、私の手で明日から
もうひとつ深い地獄に転落するのよ。 でも、お前、それで本望でしょう。
お前の恋いこがれる私の手で、……え、フフフ、お尻で、転落するのですものね。
かしこ (完)
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スレイブ通信 1996年 8月 Vol.38
2010/04/22